青森県

【宿泊記】星野リゾート「青森屋」に泊まってみた|温泉・食事・イベントまで青森文化を満喫!

はじめに:青森屋ってどんなホテル?

こんにちは、旅と温泉とご当地グルメをこよなく愛するライターのきなこです。

今回は青森県三沢市にある「星野リゾート 青森屋」に宿泊してきました。

青森屋は、ただ泊まるだけでなく、青森の文化・祭り・温泉・食を丸ごと体験できるユニークな宿。

星野リゾートらしい“地域密着型のおもてなし”が随所に感じられ、「ねぶた風呂」「足湯列車」「じゃわめぐ広場」など他のホテルでは見られない魅力が詰まっています。

今回は実際に宿泊・取材した目線で、アクセス、施設、客室、温泉、食事、イベントまで詳しくレビューしていきます。

これから青森旅行を考えている方や、青森屋が気になっている方の参考になれば幸いです。

アクセス:青森屋への行き方・最寄駅・送迎バスは?

青森屋は、青森県三沢市にある大型温泉宿です。

最寄り駅はJR三沢駅で、そこから無料の送迎バスが出ており、非常にアクセスしやすい立地でした。

私は東京から東北新幹線で八戸駅まで行き、そこからローカル線で三沢駅へ

やや遠い道のりではありますが、途中の景色やご当地駅弁も楽しめて、旅のプロローグとしてはむしろ心地よいものでした。

車でのアクセスも良好で、敷地内には無料駐車場が約200台分あり、レンタカーやマイカー利用でも安心です。

チェックイン・ロビーの雰囲気は?|第一印象レビュー

三沢駅から送迎バスで到着すると、チェックインは広々としたロビー横のカウンターで行われ、スタッフの方々は笑顔でとても丁寧。

チェックイン時には館内のイベントスケジュールや、おすすめの回り方を地図と一緒に案内してくれました。

外国人観光客も多いようで、多言語対応もされていました。

客室レビュー|泊まった部屋は「えんつこ」!民芸調の癒し空間

木のぬくもりと民芸が融合した「えんつこ」に宿泊

今回宿泊したのは、青森屋の中でも特に人気の客室「えんつこ」。
名前の由来は、かつて東北で使われていた赤ちゃん用の木のゆりかご「えんつこ」から。

室内にもそのモチーフが随所に散りばめられ、まるで民話の世界に迷い込んだような、あたたかみのある空間になっています。

客室全体は広めの和洋室で、障子からこぼれる柔らかな灯りと木の質感が落ち着きを与えてくれます。

ベッドはフカフカ、布団カバーやクッションも東北らしい藍染風のデザインで統一されており、細部までこだわりを感じました。

特に印象的だったのが、部屋の中央に設けられた「えんつこ風ソファベッド」。大人もすっぽり収まる大きさで、読書や昼寝にぴったり。滞在中はつい何度もここに戻ってきてしまう、癒しのスペースでした。

アメニティ・Wi-Fi・電源など

アメニティは星野リゾート共通の高品質ラインで、シャンプーやスキンケアグッズも完備。

電源の数も十分で、スマホやカメラの充電にも困りませんでした。

Wi-Fiも高速で安定しており、PC作業も問題なくできたので、ワーケーションや取材にも向いている環境です。

温泉体験|じゃわめぐ広場・元湯・足湯列車を満喫!

青森屋の代名詞「元湯」と「ねぶたサウナ」を満喫!

青森屋といえば、やはり温泉!宿泊者専用の温泉「元湯」には、内湯・露天・サウナが完備されていますが、特筆すべきは「ねぶたサウナ」。

サウナの中に本物のねぶたがいて、ライトアップされたその姿は幻想的。

まさに“お祭りの中で湯に浸かっている”ような非日常体験でした。

泉質は弱アルカリ性で肌あたりがやわらかく、湯温もほどよく設定されていて、長湯が苦になりません。

露天風呂からは四季折々の庭園が眺められ、冬には雪見風呂も楽しめます。

夕食&朝食レポート|ビュッフェで味わう青森の食文化

夕食ビュッフェの内容と感想

夕食はビュッフェスタイルで、和洋約80種類以上の料理が並びます。

中でも感動したのは、青森県産ホタテの炙り焼きや、郷土料理「せんべい汁」、名物の「りんごカレー」。

ライブキッチンではシェフが目の前で調理してくれるスタイルで、出来立てを味わえるのが嬉しいポイント。

子どもから大人まで満足できるメニュー構成で、アレルギー表示やベジタリアン対応も充実していました。

デザートコーナーでは、青森らしく「りんごスイーツ」が充実。りんごのタルトやムース、焼きりんごなど、見た目も味も◎でした。

朝食ビュッフェも充実!

朝食も同じ会場でビュッフェスタイル。

朝から地元の食材を使った和惣菜やパン、フルーツが豊富に用意されており、特におすすめは「味噌汁バー」。数種類の味噌から好みのものを選び、具材を自由にトッピングして作るスタイルで、自分好みの朝の一杯を楽しめました。

アクティビティ&イベント体験|泊まるだけじゃない楽しみ方

毎晩開催!「じゃわめぐショー」でねぶたを体感

夜になると、青森屋の館内「じゃわめぐ広場」で開催されるのが、青森の祭り文化を体感できる「じゃわめぐショー」

実際に使われたねぶたが登場し、太鼓の演奏や跳人(はねと)の踊りなど、臨場感たっぷりのショーが繰り広げられます。

特に、間近で聴く太鼓の音は身体に響くほどの迫力!

観覧は予約制のため、宿泊を予約したら、併せてショーも予約を取りましょう!

写真や動画の撮影も可能なので、旅の思い出にしっかり記録できますよ。

宿泊料金とコスパは?|気になるお値段を正直レビュー

今回私が宿泊した「えんつこ」のお部屋は、1泊2食付きで約3万千円(税込)/1名でした(土曜・2名1室利用時)。

決して安い価格帯ではありませんが、実際に体験してみると、価格以上の価値をしっかり感じられました。

理由としては、

  • 夕朝食ともに充実したビュッフェ
  • ねぶた風呂をはじめとした唯一無二の温泉体験
  • 毎晩のショーやライブなどの無料イベント
  • 津軽文化が随所に体験できる演出の数々
  • 星野リゾートならではのホスピタリティと清潔感

など、「ただ泊まる」以上の体験価値があること。

加えて、公式サイトでは早割や季節ごとのキャンペーンプランも頻繁に登場しているため、時期を選べばよりお得に泊まることも可能です。

まとめ:星野リゾート 青森屋はこんな人におすすめ!

実際に宿泊して感じた、星野リゾート青森屋の魅力をまとめると──

  • 青森の文化を“体験しながら泊まれる”ユニークな宿
  • 温泉・食事・エンタメすべてにおいて高水準のクオリティ
  • カップル・家族・女子旅・ひとり旅、誰と行っても満足度が高い
  • “観光の拠点”というより、「ここ自体が観光地」

という印象でした。

特に、今回泊まった「えんつこ」のお部屋は、非日常感と癒しのバランスが絶妙で、

「青森でしかできない体験をしたい」「文化や温泉をゆっくり楽しみたい」という人には心からおすすめできます。

おまけ:青森屋周辺の観光スポットもチェック!

青森屋の滞在だけでも十分に楽しめますが、もし時間に余裕があれば、周辺の観光地にも足を伸ばしてみてください。

  • 三沢航空科学館(車で約10分):実物大の航空機展示やフライトシミュレーターが人気
  • 八食センター(八戸)(車で約40分):新鮮な海産物をその場で焼いて食べられる市場グルメの聖地
  • 十和田湖・奥入瀬渓流(車で約1時間〜1時間半):季節を問わず絶景が楽しめる自然スポット

どこも青森屋から日帰り圏内なので、連泊して青森をより深く味わうのもおすすめです。