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箱根、天山湯治郷に行ってみた!平日の混み具合と注意すべきことまとめ

箱根、天山湯治郷に行ってみた!平日の混み具合と注意すべきことまとめ

箱根湯本からバスで10分程度のところにある天山湯治郷。

東京から日帰りでも行ける温泉郷といえば箱根!
ですが、その良さを存分に味わえるのが「天山湯治郷」です。

かなり人気の日帰り温泉施設なので、混みあうのが苦手な人は平日の朝がやっぱり一番おすすめです。

kinako

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箱根湯本駅からシャトルバスが運行しています。

箱根湯本駅の改札を出てすぐ左へ。
反対側の車線へ降りるをすぐバス乗り場があります。
一番手前がシャトルバスの乗り場になっています。

天山湯治郷へ行くには「Bコース(早雲通り線)」に乗車します。

シャトルバスはマイクロバスで最大29人乗り。
代金は一律100円、前払いです。

バスに乗る際は行き先を運転手さんに告げてから乗ります。
平日の朝9:30頃の乗車人数は3人でした。

帰りのシャトルバスに注意!

帰りのシャトルバスは、行きで降車した場所と異なり、坂を上まで登り切った路線バスのバス停になります。
手を挙げて、乗車意思を示さないといけないので注意しましょう。

さらにシャトルバスは最終の時間が16時台と早いです
夜まで存分に楽しみたい人は、20時台まで走っている路線バス(片道230円)やタクシーを利用しましょう。

*時刻は改訂されている可能性があります。天山湯治郷についたら、帰りのバスの時間を確認してくださいね!

バスの時刻表

天山湯治郷へ到着

急な坂を下ったところで、天山湯治郷に到着。
入口から早速素敵な雰囲気に心躍ります。

外観の写真

入館前に「入湯札」を券売機で購入します。
券売機は4台、現金のみ使用可能です。

色々な割引チケット用の入湯札に分かれていますので、
間違えないように購入しましょう。

入湯札の券売機

階段を上っていくと、なんとも雰囲気のある入り口があります。

入口の写真

いざ、館内へ

フロント~休憩スペース

靴を履き替え、フロントに入湯札を出します。
靴箱のカギは、各自管理するとのこと。

特に案内はありませんでしたが、

浴衣の貸し出し(有料:500円+税)があるようです。

浴衣は絶対ではないため、利用しているお客さんは少なめでした。

入口から見て正面の廊下を進むと、座敷が広がっています。
どちらにもベランダがありベンチがあるので、天気の良い日には最高です。

館内の写真

さすが平日の朝!開店から1時間ほどでも、まだ休憩処には人がいないよ~!

大浴場

座敷と座敷の間にある階段を降りると浴場があります。

浴場に進む階段の写真

階段を降りた先向かって右が男湯、左が女湯です。

ここからは女湯に入っていきます。
日の当たる開放的な廊下を進んでいくと
これまた雰囲気のあるモダンな脱衣場にたどり着きます。

ロッカーはコインなど必要なく、そのまま使用できます。

女湯の脱衣場
平日開館後の人がいない時間に撮影しています。

ロッカーのある場所から、洗面台+休憩スペースが小上がりになっています。

なんと浴場内2階には、くつろげるスペースが。
奥にはマッサージチェアもあります。
連れを待つ間も、湯上りにゆっくりしたい人も、有意義に過ごせるスペースになっています。

女湯2階のくつろぎスペース

ドライヤーが1階に4台、2階に5台、
アメニティーの設置はなく、タオルペーパーのみです。

2階洗面台の写真

温泉

浴槽は5つほどあり、異なる2種類の泉質が楽しめます。

アルカリ性単純泉とナトリウム塩化物泉で、それぞれ表記されています。

アルカリ性単純泉は、肌の汚れを落とし潤いを与える美肌の湯!
ナトリウム塩化物泉は、血液循環を良くする温泉です!

7つの源泉を有する天山ですが、入浴できる温度まで下げる為の加水は一切していないそう。

温度だけを下げる装置を導入し、殺菌も塩素は使わず銀イオンを使用する徹底ぶり。

その為、湧き出たままに近い温泉を楽しめます!

一番手前は湯上り用で温度が高くなっていて、最後に浸かって体を温めてから出ることがオススメされています。

一番奥上方には、洞窟があり、瞑想すると山のパワーをもらえるかも!とのこと。

どこも豊かな自然とモダンで雰囲気のある建物が見えて癒し効果が抜群です。

設置されているアメニティはシャンプー、リンス、石鹸の3つです。

施設の周りを流れる須雲川の環境を守る為、化学物質の入っていないオリジナルのものになっています。

なので、普段使っているものがあっても持ち込みはしない方がよいでしょう。

シャンプーはノンシリコンなので髪はかなりきしみますが、洗い流さないトリートメントで補うことをお勧めします!

カフェ「うかれ雲」

カフェうかれ雲のカウンター

カフェはフロント正面、入口から見て右側にあります。

すっきりとしたカウンター、開放感のある大きな窓がありその先にはテラスがあります。

天気の良い日には窓が解放されていて、とても気持ちが良いです。

カフェうかれ雲のテラス席

時間によっては、お寺の鐘がゴーンゴーンと鳴り響きます。

カフェは、温泉水(温・冷)が無料で提供されます。

ここの温泉がアルカリイオンの高い超軟水ということで、飲食にも向いているそうです。

匂いは少し、独特な感じがありますがそれほど気になりません。

口当たりは柔らかく、少し甘味がある気がします。

カフェうかれ雲のメニュー

こちらではコーヒーとケーキのセットをいただきました。

カフェうかれ雲のケーキセット
天山ブレンド+チーズケーキ 860円(税込み)

温泉水使用のブレンドコーヒーは癖がなくて飲みやすく、非常においしかったです。

チーズケーキは酸味のあるレアチーズで、こちらも私好みで非常に美味でした。

こちらのお会計は現金のみの対応です。

お休みどころ「ざしきぼっこ」

ざしきぼっこ入口の写真

館内の一番奥まで進んだところにお休みどころがあります。

有料の個室+貸し切り温泉のフロントの横、階段を下りていきます。

ざしきぼっこから眺める景色

川沿いに作られたお休みどころは言うまでもなく「最高」です。

平日のかなり空いている日でも12:30頃には満席になっていました。

さらに奥には読書専用のスペースもあります。

ざしきぼっこ奥にある読書スペース

こちらは背もたれが高いベットやソファがあります。

有料の個室スペース「離れ雲」

貸切個室 離れ雲の料金案内

先ほど通り過ぎた有料の個室スペースは、「離れ雲」です。

ご家族やカップル、おひとり様でも利用可能で、そこを利用した人だけが入れる限定の露店風呂があります。

ご飯どころ「山法師」

山法師の入口の写真

ご飯どころは、2カ所ありますが、非常事態宣言中はどちらか一方が営業している体制です。

今回は山法師で、夕食をいただきました。
平日の夜は数名並んでいる程度。入るまで5分程度待ちました。

お客さんは皆、中庭からサンダルで入店します。

テーブル席と、ちょっとした個室のような席があります。

山法師の個室席の写真

ここの床は床暖房が入っていて、寒い冬は気持ちよさそうです。

牛タン麦とろご飯
牛タン麦とろご飯 1760円(税込み)

焼きたてを食べられる一人焼肉!
麦ごはんはおひつになんとお茶碗3杯分ほど。
白玉のデザートまでついてこの価格は驚きです。

メニューはかなりたくさんあり、選ぶのが難しいくらいどれも美味しそうでした。

山法師のメニュー

現金とクレジットカードでのお支払いが可能です。

ボディケアルーム「瀬音」

ボディケアのほか、ヘッド、フット、ハンドのメニューがあります。

かなり人気なようで、ここは平日でも予約必須

お昼過ぎにうかかがったところ、夕方以降しか予約出来ませんでした。

瀬音の入口の写真
20分単位で2100円(税込み)

店内は清潔感がありよかったです。
翌日のもみ返しもなくスッキリしています。

こちらは現金のみ使用可能です。

行く前に確認したい!注意すべきこと

レンタルタオルはなし!購入はあり

トラブル防止の為、レンタルタオルはありませんが、購入は可能です。

持参する人が多数ですが、少しでも荷物を減らしたい人は、現地調達しても良いでしょう。

現金必須!

基本的には現金のみのところが多いです。

最近の日帰り入浴施設は、バーコードをつかって、退館時にフロントでまとめてお支払いするところなんかもありますが、

こちらの天山湯治郷は基本的にその場でお会計をするスタイルです。

しかも、自動販売機を含め、ほとんどの場所が現金のみ使用可能で、キャッシュレス決済が出来ません。

現金を忘れてしまうと何も出来なくなってしまうため、必ず持っていきましょう。

ちょっとしたバッグが役に立つ

ほぼ都度現金払いの為、お財布を常に持ち歩くことになります。

タオルや浴衣は入館料金に付帯しないため、よくあるスーパー銭湯のように移動に使える手提げ袋なども同じく貸し出しはありません。

ポケットで管理してもよいですが、ケータイやお財布などを持ち歩くためのちょっとした手提げ袋やショルダーバッグなどがあると

手が空きますし、どこかに置き忘れることもないので便利です。

館内は裸足

温浴施設なので、スリッパはありません。

館内を裸足で歩くことになる為、衛生面や冷えが気になる人は靴下やスリッパを持参した方がよいでしょう。

リラックスできる服装で

浴衣の貸し出しもありますが、利用している人はあまり見かけません。

畳の上をゴロゴロしても気にならないような、リラックスできる服装がよいでしょう。

まだまだある!天山湯治郷の魅力

今回は利用しませんでしたが、同じ敷地内の中にはまだ別の施設があります。

温泉だけを楽しむシンプルな”かよい湯治”「一休」
宿泊ができる”逗留当時”「羽衣」です。

こちらは次の機会に利用したいと思います。

まとめ

都会の喧騒を忘れて、心身ともにリラックスできる天山湯治郷。

今まで行ってきた日帰り入浴施設を優に超える素晴らしさでした。

施設はもちろんのこと、スタッフの対応も良く気持ちが良かったです。

ロマンスカーに乗って、ちょっと贅沢な休日に天山湯治郷を利用してみてはいかがでしょうか?

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