こんにちは、きなこです!
温泉旅行や海水浴、アクティブに活動したい時に限って、生理が来てしまうことって意外と多いですよね。
生理前や生理中は、気持ちが乱れやすかったり、痛みで思いっきり楽しめないことも…
そんなときは、低用量ピルがおすすめです!
というか、そんなとき以外にも、低用量ピルを全女子におすすめしたいッ!!
低用量ピルを簡単に説明すると、「ホルモンを口から摂取してコントロールする」イメージです。
私の実際の体験談と合わせて、低用量ピルのメリデメを紹介します。
低用量ピルで生理をずらす!具体的な方法
低用量ピルにはいくつか種類がありますが、コントロールしやすいのは、「3週間薬を飲み終えたら、数日後に生理が来る」タイプのもの。
飲む日数を1~2日程度の範囲で前後させることで、大事な日(温泉や旅行などのお出かけ、イベントごとなど)と生理がかぶってしまうのをずらすことが出来ます!
温泉や旅行の1ヶ月前には準備して!

低用量ピルを飲み始めるタイミングは、生理(月経)が来た1日目から。
そのため、次の生理の直前になってから「もうすぐ来る生理をずらす」のは不可能です、、
低用量ピルで生理をコントロールしたいなら、余裕をもって準備してくださいね!
低用量ピルのメリット

生理痛の軽減で生活しやすくなる
低用量ピルを服用した場合、痛みの原因となる物質(プロスタグランジン)の発生が抑えられます。
そのため、子宮の収縮が弱くなり、それに伴う痛みも軽減します。
生理痛が酷くなってから薬を飲んでも、「なかなか効かない…!」と苦しんだことはありませんか?
プロスタグランジンは一度発生してしまったら消えるまで、痛みも消えてくれません。
低用量ピルを普段から服用することで、生理痛の薬を飲むのと同じ効果が得られます!
PMSの軽減で気持ちが安定する
ホルモンバランスが乱れると、気持ちも揺らぎやすくなります。
生理前になると、イライラして怒りっぽくなったり、なんだか悲しくなったりして、日常生活や人間関係に支障をきたすこともありますよね。
低用量ピルを服用していれば、ホルモンのバランスが安定するのでPMSの症状も軽減されます。
避妊が出来る
低用量ピルを服用することで、排卵が止まるため、避妊の効果があります。
ただ、避妊を目的とした低用量ピルの処方は「自費診療」のみとなっています。
保険適用で処方してもらったピルでは、確実な避妊が出来ない可能性があるため注意しましょう!
女性特有の病気の予防になる
低用量ピルを長く飲み続けるほど、(血液として排出される)子宮内膜も薄くなり、出血量も痛みも減っていきます!
加えて、子宮内膜症や、がんの発症リスクも軽減されることが分かってきています。
低用量ピルのデメリット

慣れるまでの2~3ヶ月がツラい
低用量ピルの飲み始めには、身体が慣れず副作用を感じてしまうことがあります。
頭痛や吐き気、めまい、不正出血、精神状態の乱れなどです。
どうしても耐えられない場合は先生に相談して、薬の種類を変えたりして乗り切りましょう。
血栓症のリスクがある
低用量ピルを服用している人は血栓症のリスクが上がります。
といっても、可能性はかなり低いので、正しく服用すればあまり気にすることはありませんが、タバコを吸う人や、肥満気味の人、40代以上は注意が必要です。
お医者さんと相談して、服用を検討しましょう。
飲み忘れると効果が下がる
低用量ピルは、毎日同じ時間に服用するのが大前提です。
途中で服用を止めたり、飲む順番を間違えたりすると、身体に大きな負担がかかります。
1日程度の飲み忘れならカバーできますが、できるだけ習慣化して忘れないように注意しましょう!
★実際に低用量ピルを飲んだらこうなった!
実際に低用量ピルを服用して3年以上経ちました!
服用を開始する前
私が実際に、低用量ピルを服用する前に感じていた悩みはこちら。
- 抑えきれないイライラ
- 意識が飛ぶほど病的な強い眠気
- 薬なしでは乗り越えられない腹痛
生理不順はなかったものの、強いPMSと生理痛で仕事や人間関係に支障をきたしていました。
自分で自分をコントロールできないのがツラかった…
服用を開始から1~3ヶ月
服用開始した1か月目は、副作用がツラかったことを覚えています。
- 吐き気で夜中に目が覚める
- 精神的な落ち込み
特にこの2つが顕著でした。
低用量ピルを飲んだ直後に強い吐き気を感じたため、夜寝る前に服用することで、日中は通常通りの生活を送れました。
また、元々適応障害っぽい症状を経験したことがあるので、精神的な落ち込みに対しては、客観的な目線で自分の精神状況を理解することで対処出来ました。
服用を開始から3ヶ月以降
3ヶ月目くらいから、身体が慣れたようで副作用はほとんど気にならなくなりました。
ただ、あからさまに太るということはありませんでしたが、お腹周りが1サイズ上がりました…
低用量ピルでこんな変化があった!

実際に、ツラいと思っていたことの大部分が解消されました!
- PMSが9割なくなって精神的に安定した
- 生理痛の薬がいらなくなった
- 経血の量が5~8割も減った
- 予定に合わせて生理日程をコントロールできるようになった
ここまで改善していますが、長期服用していても、多少の浮腫みからくるダルさや、休薬中に起こる頭痛を感じることもあります。
ですが、服用前のツラさと比べると比ではありません!
絶対に服用を止めたくない!と思うほど、快適な生活になっています!
現在は、拠点を移してワーケーションしたり、旅行に出かけたり、不定期な生活を送っている為、都合に合わせて生理をコントロールできるのは本当に助かります!
保険適用と自費診療、どっちが良い?

安く購入したいから保険適用が良い!という考え方は、低用量ピルに至っては間違いです。
保険適用だと、一度に処方してもらえる数が減り、定期的な受診が必要になります。
自費診療なら、選べる薬の種類は増えますし、ジェネリック医薬品を選べば金額はさほど変わりません。
オンライン診療で低用量ピルが処方してもらえる
最近では、お家に居ながらオンライン診療で低用量ピルを処方してもらうサービスが増えています。
医薬品を自己判断でネットで買うのは危険です。
通販では、当たり前のように偽物が出回っているため、自己判断で薬を買うのは絶対にやめてください。
万が一アナフィラキシー反応を起こしてしまったら命に関わりますし、一生アレルギー薬を飲み続けなくてはならないなど、のちのち必ず後悔することになります。
近くの婦人科への受診や、公式的なオンライン診療を利用して、正規ルートで低用量ピルの服用を始めましょう!
