こんにちは!きなこです。
「人生が変わる!」と話題のICL術を受けたので、その体験をレポートします!
わたしは小学校の低学年から眼鏡をかけるようになり、高校生でコンタクトデビュー。視力は0.05前後のスーパー近視&スーパー乱視の持ち主でした。
同じくらい視力の低い人には共感していただけると思うのですが、眼鏡やコンタクトがないと本当に何もできないんですよね。
特に旅行など数日間のお出かけの際には、日数分のコンタクトレンズを用意したり、持ち運びしやすい小さめの洗浄液を用意したり。
コンタクトレンズは忘れずに持って行ってもメガネを忘れてたり。
せっかく用意したものにアクシデントが発生する可能性もなくはありません。

そんな煩わしさから解放されるべく、いざICL!やったろかい!!
ICL(眼内コンタクトレンズ)とは
その名の通り、眼球の内部に入れるコンタクトレンズです。
角膜を切って入口を作り、そこから注射器を使って、虹彩(黒目)と水晶体の間にレンズを入れ込みます。

自分で出し入れすることは不可能で、お手入れも全く必要ありません。
レーシックのように角膜を削ることはなく、万が一問題がおこった場合にはレンズを取り出してもらうことが出来るので安心です。
体験して思うICLのメリット
何よりも、メガネやコンタクトの煩わしさから解放されることがICL最大のメリット

体感的に一番感じやすい部分でもあります。
起きた瞬間からクリアな視界。地味に面倒なコンタクトの洗浄もなし。メガネどこ行った~?って探すこともなくなります。
筋金入りのメガネっ子なんで、術後もしばらくは寝起きメガネ探してました
視力の矯正が、メガネやコンタクト以上!

バチっとしっかり矯正してくれるので、しっかり見えます。
中でも乱視の方は特に実感するのではないかと思います。
メガネやコンタクトレンズを作る際に経験したことがある方も多いと思うのですが、乱視の矯正度数を上げると世界が歪んでクラクラしますよね。
でもICLなら、最大限に目に近い距離で矯正が出来るので、強めの度数を入れても世界が歪みません。
星がかなり綺麗に見えるようになりました!
圧倒的に乾かない!疲れない!

仕事で毎日パソコンとにらめっこしているのですが、術前は目が充血したり、目の奥が痛くなったり、さらには眼精疲労からくる頭痛や肩こりが当たりまえになっていました。
ブルーライトカット眼鏡なしではしんどすぎてパソコン画面見れないくらいでした!
これが本当に驚いたのですが、、
ICL術を受けてから、ブルーライトカットしなくて1日中パソコンいじれるようになっちゃったんですよね…!
ずっしり重かった頭も、すんっと軽くて、こんなに違うのか・・・!と驚愕しました。
3ヶ月すぎれば、追いコンタクトの装用も可能

将来的に、もし視力が変わった場合には、ICLに加えてコンタクトレンズを装用することで調整も行えるとのこと。
先のことを考えると調整が可能なのは嬉しい点ですが、これはカラコン愛用者にも朗報ですね。
私は長年サークルレンズ愛用者だったため(乱視用のコンタクトレンズ特有の青い縁がイヤだったので…)突然裸眼になることに恐怖を感じていたのですが、これを知って一安心しました。
体験して思うICLのデメリット
お財布に優しくない
矯正の度数が高く、乱視もある場合はかなり金額が高くなります。
視力0.05前後のスーパー近視and乱視 のわたしは両目で60万程でした。
目薬が手間
手術3日前から、術後1ヶ月は毎日2~3種類の目薬を4~5回点眼します。
目薬をポシェットに入れて常に持ち歩き、アラームを4、5時間おきにかけて点眼していたのですが、こればっかりは面倒以外の感想が思い浮かびません。
最初は面倒でも、慣れると苦ではなくなりますよ!
術後3日~1週間は洗髪できない
術後は目に水が入るといけないため、洗髪・洗顔が出来ません。
この制約があるからか、カレンダーでお休みが続くような時期は かなり予約が取りづらくなります。
わたしは、前職(フル通勤)を退職しフリーランス(在宅)で働き始めるタイミングで手術の予約を取りました。
ハロー・グレア現象が気になる
目の中に入れるレンズには、真正面のど真ん中に涙を通すための穴が開いています。
その穴の影響で光が輪のように広がって見えてしまうというハローグレア現象が起こります。

まさに↑の画像のように、光源の周りに光の輪が出来ます。
「慣れます」と言われるのですが、わたしはかなり気になってしまうタイプだったようです。
“光を見るとその光の周りに輪が出来る”というような説明なのですが、わたしは光を直視した時よりも 視界のどこかに光源が入った時にワァっと広がる感じがすごく気になります。
実際にICL手術を受けてみた体験レポート
わたしが実際に「品川近視クリニック」で受けたICLの検査~手術~術後をレポートします。
東京院のアクセス
東京院は有楽町マルイと同じビル内にあるのですが、入口は別なので注意です。
マルイの入口に向かって左側の道に進みます。

すぐに自動ドアの入口がありますので、そちらから入ってエレベーターで13Fまで登ります。

かなりわかりづらいですが、地下からも入ることが出来るため雨の日は便利です!
適正検査
適正検査を受ける前に、正しい裸眼視力を測るためコンタクトレンズ装用が禁止になります。
ハードは1ヶ月、ソフトは1週間です。
検査は2部に分かれており、まず1部はICLの適応検査が行われます。
2部は、入れるレンズを決める為の検査となります。
1日がかりと思って構えていたのですが、決して空いている状態ではない中、トントンとスムーズに進みました。
瞳孔を開くための目薬を点眼した後は、待ち時間が必要で、30分~1時間ほど待ちました。
帰りに前金の約19万円をお支払いし、手術の説明が記載された冊子と同意書・手術3日前から点眼する目薬が手渡されました。

レンズ到着~予約
わたしは強近視&強乱視だったため、レンズの取り寄せに3ヶ月ほどかかると言われたのですが、検査の5日後には到着の電話が入りました。
手術の予約は、レンズの到着から半年以内という期限があります。
わたしは到着の電話を受けた5日後に予約を取りました。
ちょうど8月の前半、お盆休みの前だったので、すんなり予約がとれたようです。
数日後に予約変更のお願いの電話を入れたら、お盆前後はすでにいっぱいになっていました。
ICL手術当日
3日前から1日5回の点眼をして、当日は①その目薬と②記入した同意書を持っていきます。
術前にコンタクトレンズ装用の規制はないのですが、できれば装用しない方が良いとのこと。
瞳孔を広げる目薬をして、案内を待ちます。
検査関係と別のフロアに通され、手術を担当するお医者さんの最終検査と説明を受けます。
瞳孔を広げる目薬と、麻酔の目薬をひたすら点眼し続けて30分~1時間程度待ちます。
つづいて手術室の前の椅子に通され順番待ち。
流れ作業という感じなので、さすがは症例数ナンバーワンの医院だなと感じます。
ついにICL手術です。
いよいよ呼ばれたら、後はもう踏ん張るだけです。ふんっ
あっという間!全然痛くなかった!という感想もありますが、まあ痛みの感じ方は人それぞれですね。
わたしは普通に痛みを感じましたし、すごく気持ち悪かったです。
手術後は休憩室に通されます。
眼圧を調整する薬と、ペットボトルのお水、お菓子(ビスコ)をいただいて1時間ほど休みます。
眼内にすんなりとレンズが入った右目は、休憩後には視界がクリアにはっきりとしており、普通に目を開けられるくらいの状態でした。
なんだか手こずっている様子だった左目は、視界が白く濁り 休憩後も目を開けるのが困難で、麻酔の目薬を点眼して薄っすらと開けられるくらいでした。
休憩後にはもう一度先生の診察を受けて、看護師さんから今後の説明を受けます。
説明の内容は、
- 術後1週間、保護グラスを着用し生活すること
- 目薬3種類を5分おき、1日5回点眼すること
- 術後1週間、寝る際に無意識に目を触らないように 眼帯を付け寝ること
- 入浴や運動、アルコールなどの注意事項
ということでした。
保護グラス(透明か色付きのどちらか選択可能・サイズはMかL)、目薬3種、プラスチックの眼帯、眼帯を顔に張り付ける為のサージカルテープのセットが、担当してくださった先生の名刺と共にジップ袋に入れて渡されます。


ICL手術翌日検診
手術の翌日には必ず検診を受診する必要があります。
この翌日検診で問題がなければ、その日から首から下の入浴が、3日後から洗顔・洗髪が可能となります。
もしここで何かあると、洗顔・洗髪は1週間後から可能になります。
この差は結構大きいので、診察の結果がドキドキです。
検診の時間はさほどかかりませんでした。
視力測定と、いくつかの機械で数値を測定、先生の診察で30分~長くても1時間程度だと思います。
視力は両目1.2程度見えており、体感的な具合は左目が少しゴロゴロする感じが残っていました。
手術が上手くいった右目は、翌日の時点でかなり快適です。
ICL手術1週間検診
手術の5~10日後に、1週間検診を受診します。
1週間検診の内容は、翌日検診と同じで、 視力測定と、いくつかの機械で数値を測定、先生の診察です。
1週間でかなり安定してきているようで、この日の視力は両目で1.5程度見えていました。
体感は、何の違和感もなくクリアな視界で快適です!
術後に渡された目薬を使いきったら、目薬の種類と数が変わりますので、先生の診察の際に渡されます。
目薬は2種類を5分おき、1日4回点眼になります。わーい

1週間検診は、術後5日から受診が可能なのですが、保護グラスと保護眼帯はきっちり1週間使用しなければなりません。
ICL手術1ヶ月検診
手術の1ヶ月後を目安に、1ヶ月検診を受診します。
1ヶ月検診の内容は、翌日検診、1週間検診と同じで、 視力測定と、いくつかの機械で数値を測定、先生の診察です。
瞳孔を広げる目薬も使用します。
この日の視力は、前回よりもさらに安定したようで、両目で2.0…いや、片目で2.0見えていました。
アフリカに行っても、今ならすぐに動物を見つけられる自信があります。
バッチバチに視力が上がりすぎて“見えすぎて気持ち悪くなってしまいレンズを取り出す…”という失敗例もあるようなのですが、わたしの場合はこの視力でも生活に支障はなく快適に過ごしていたため問題ありませんでした。
体感的には「すっごい見えてるなー」とは思っていました。
今までの”ド近視”の距離感でものを見ると近すぎて目が痛くなり、逆に近くのものが見えずらくなったという状況でした。(老眼程ではないです)
でも それは決して悪い印象ではなく、結果的に「姿勢が良くなった」のでよかったなと思っています。
前回の1週間検診でいただいた目薬を使いきったら、目薬地獄の毎日は終了となります。
激しいスポーツや水泳も1ヶ月経過で可能となります。
次回の検診は半年検診、その後は1年ごとの受診が推奨されています。
ICL手術6ヶ月検診
手術から半年で、検診を受診します。
6ヶ月検診では、視力測定(機械と人)、眼圧検査、細胞数の検査と先生の検診です。
体感では、手術直後よりも視力が落ちて、手術前のコンタクトと同じくらい(1.0くらい)になったかな~と思っていましたが、測ってみたらしっかり1.5まで見えていました!
術後安定して落ち着いたというのと、この視力に慣れたので、落ちたように感じてしまったみたいです。
とりあえず何事もなく順調で一安心です。次の検診は6か月後の術後1年検診となります。
ICL手術1年検診
術後1年で、検診を受けます。
1年検診では、視力測定(機械と人)、眼圧検査、細胞数の検査と先生の検診です。
今回の検診でも両目1.5ずつ見えていました!
今後は、1年置きの検診となりますが、無料で検診を受けられるのは術後3年間までとなっています。
なので、忘れずに期日前に予約して3年後検診を受けましょう!
ICL定期健診その後…
先日2年目検診を受けてきました!
内容は、視力測定(機械と人)、眼圧検査、細胞数の検査と先生の検診です。
相変わらず両目1.5ずつ見えており、経過良好でした♪
もうコンタクトを毎日つけていた日々はすっかり忘れてしまい、まるで裸眼で視力いいヤツみたいな気分になっています。
三白眼(黒目が小さい)が気になるので、カラコン付けたいと考えている今日この頃です…^^
実際にICLをしてみて・感想
手術はお金がかかりますし、不安もつきものです。
色々な経験者の話を参考にして、納得のいく選択をしてください。
私の場合はレーシックは合っておらず、ICLに適した目だったようです。
このように、適正には個人差がありますし、失敗する可能性はかなり低い手術だからといって100%成功するということでもありません。
(1000人に1人ぐらいの割合で、視力がバチバチに上がりすぎたり、レンズが目の中でズレたり(いわゆる失敗というやつ)すると先生はおっしゃっていました)
ですが、もしICLの手術を受けて、上手くいったなら、、、確実に人生が変わりますよ…!!
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ちなみに、私が受けたのは「ICL(‐5D以上)」です。

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