2024年5月15日に放送された「ホンマでっか!?TV」では、
ツラい肩こりや首・腰・目・お腹の凝りに効く方法でが紹介されました。
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吉田一也先生・「鎖骨ほぐし」で肩こりが解消される?
鎖骨を動かすことで、周りの筋肉がほぐれるため肩こりが解消されるだけでなく、凝りにくくなるそうです。
- 鎖骨の上下の皮膚をつまみ上下左右に動かす
- 位置をずらしながら2分ほど
イメージとしては、「手の甲ぐらいの厚み」でつまめると良いそうです。
痛い人は、筋肉や脂肪が皮膚に張り付いている証拠なのだとか。
鎖骨の真下を通る神経が圧迫されていると腕が痺れるなどの症状も出ると言います。
カバンの選び方で肩こりを防げる?
カバンの選び方でも肩こりになるそうです。
- 体重の1/10以内の重さにする(50kgの場合は5キロまで)
- 両側に均一に負荷がかかるものが◎
ショルダーバッグやトートバックなど、片方に負荷がかかるものはは側弯(骨の歪み)を引き起こし
ヘルニアになる可能性も。
1度なってしまうと治りにくいため、普段から気をつけたほうが良いそうです。
また、重い荷物を持ち運ぶ場合はキャリーケースを使うとよいそうです。
肩こりが片頭痛の原因になる?
片頭痛の7割は、肩こりが原因で発症するそうです。
筋肉の硬直で片頭痛が誘発され、
片頭痛で首を動かせなくなると肩こりが悪化するという悪循環に陥ってしまいます。
片頭痛にならないように、普段から肩こりをなくすようにすると良いそうです。
中年以降の男性の肩こりは危険?
男性で、中年以降に肩こりを感じるようになった場合は、生活習慣病(動脈硬化)をが疑われます。
動脈硬化が原因で肩こりが出てきていると、冷え性も出てくるそうです。
中年以降に肩こり+冷え性が出てくる場合、9割で動脈硬化になっているのだとか。
そのため、動脈硬化(血栓)をなおすと肩こりも連動して治るといいます。
血液サラサラにするには油がのった青魚(サバ・サンマ)やアボカドなどを食べると良いそうです。
首の後ろを揉むのは逆効果?
首が前に出るストレートネックは、首の前をストレッチすると解消されます。
- 胸の前に手を当てて、皮膚をおさえる
- 上を向く
この方法で首の大きな筋肉・胸鎖乳突筋が伸びて、前に出た首が引っ込むそうです。
首コリは、首の後ろを直接揉みたくなりますが、
首の後ろは緊張状態になっているため、揉むことで逆に首が前に出てしまうといいます。
欧米には肩こりがないのは何故?
アジアにはマッサージ店などがありますが、欧米では見かけません。
それは、アジア人と欧米人で筋肉量に差があるからなのだそうです。
欧米人のように筋肉量が多いと血流が良くなるため、凝りに悩まされることがないのだとか。
なので、筋トレをして筋肉量を増やすことで、凝り解消が期待できます。
足の付根をほぐすと肩こり解消される?
足の人差し指から小指にかけての付け根には、僧帽筋のツボがあるそうです。
肩こりがある人は、このツボが硬く、ゴリゴリしているのだとか。
足つぼなので、かなり痛いですが、
お風呂で石鹸をつけて毎日やることで肩こり解消になるそうです。
古谷有騎先生・腰のこりは全体ストレッチの習慣化で解消?
腰のこりがある場合は、つながっている肩から下半身まで全身をほぐしていくことが効果的だそうです。
小さい動きから大きく全体を動かすことでほぐしていきます。
- 両手を肩に当てる
- 上げられるところまで上げて回す
肩を回すだけでも、筋肉のポンプ作用で血液が流れるため凝り解消になります。
- 両肩から前後に捻じる
- 背中を意識して腕全体をねじる
- 両膝を曲げ腰を丸めて同様の動きをする
下半身も一緒に動かすことで、全体の凝りが改善されます。
これらのストレッチを習慣化していくことが大切だそうです。
お腹(腸)の凝りで便秘になる?
1週間お通じがない便秘の人は、腸が凝っているそうです。
日本人は欧米人と比べて腸が長く、ねじれたり落下したりしているのでそこに便がたまってしまうのだとか。
なので、腸マッサージをして溜まった便を動かしてあげるとよいそうです。
- 横になった状態で、腸を下から押し上げる
- 左の角、最後のところがねじれやすいのでもみほぐす
- 体をひねると腸のねじれが取れる
- 上下に移動させながらトントンと叩く
このようなマッサージを朝晩2回行うことで、便秘が改善されるそうです。
こどもでも頑固な便秘の場合は行ってもよいそうです。
腰の凝りは腎機能の低下が原因?
腎機能が落ちることで、肩こり・腰凝りがおこることがわかっているそうです。
4時間のデスクワークを行うことで、腎臓の血流量は10%低下してしまうといいます。
そのため、こまめな水分補給と、1つ上のフロアのトイレにいくと良いそうです。
できれば1時間に1回、膝から上を上げる運動を行うのが理想的なのだとか。
スマホの触りすぎで腱鞘炎になる?
スマホの触りすぎや、ゴルフのグリップが強い人は、手首から肘にかけての筋肉が凝るそうです。
手首から肘にかけての筋肉は、小さな筋肉のため、ほぐすよりも伸ばすストレッチが効果的なのだとか。
手を反らせるようにして腕を伸ばすストレッチを行うことで、
腱鞘炎・ばね指などの症状を防ぐことができます。
目のこりは目を動かして解消する?
スマホの使いすぎは、瞬きが減ることで目をこらす→目がこるという悪循環が生まれます。
目も含め「凝り」は”極端に動かさないこと”が原因のため、動かすことが大事だそうです。
- 手元 → 手を伸ばした先 → 3メートル先 を見るように1秒ごと動かす
- 上下左右に動かす
といった目のストレッチで眼精疲労が解消されます。
和田浩幸先生・顎の凝りは集中力が低下する?
デスクワークで下向きの時間が長かったり、コロナ禍のマスク生活で顎の筋肉が凝り固まってしまうそうです。
顎に筋肉=咬筋をほぐすには以下のような3つの方法があります。
- 目線を上にしてガムやグミを噛む
- 拳で圧をかける(じっとしておくだけでOK)
- 咬筋をつまんで縦に揺らす
咬筋をグリグリと横切るような動きは逆効果で、血流悪化になってしまうそうなので注意しましょう。
脳への血流が低下すると、集中力低下に繋がります。
目のこりをほぐす究極のツボは「玉枕」
玉枕(ぎょくちん)というツボは目のこりに即効性があるそうです。
後頭部の突出しているところから3センチほど外に外れたところ(目の裏あたり)にあります。
ぐっと入る感覚があるので探してみましょう。
3秒押すのを10回繰り返すことで、目のこりが解消されます。
ツボは小さいため、ぐいぐりと押すのではなく、1点を捉えて押すイメージです。
まとめ
2024年5月15日に放送された「ホンマでっか!?TV」の内容をまとめました。