9月の万博に「パビリオンの予約なし」で行ってきました!
夏休みが終わったとはいえ、やっぱり万博は大人気。
混雑して入れないんじゃないかと不安に思う人も多いはずです。
私自身も「並び時間が長すぎて楽しめないのでは?」と心配していましたが、実際に行ってみると、工夫次第でしっかり楽しむことができました。
この記事では、9月の万博の混雑状況や、予約なしでも楽しむためのコツ、
さらに「実際に回ったパビリオン」について、体験談をもとに詳しく紹介します。
これから会期終盤に行く人の参考になれば嬉しいです。
9月の万博、実際の混雑状況

会期中の万博は、平日は比較的スムーズに入場できました。
一方、土日や連休は依然として多くの人が訪れるため、朝の入場ゲートはかなり混雑します。
入場待ちの列は30分〜1時間ほど並ぶこともありました。
しかし、世界各国で行われている万博の来場者数のデータを見ると、終盤にかけてグンと増える傾向であることがわかります。
したがって、今回の関西大阪万博も、9月から10月にかけて、来場者数は激増していくことが予想されています。
入場ゲートでできるだけ待たない具体的な時間

これまで、電車で万博に向かう「東ゲート」と、シャトルバスで向かう「西ゲート」では
「西ゲート」のほうが圧倒的に空いていると言われていました。
しかし、9月に入ると、西ゲートでもすんなり入場することはできなくなっていました…;;
ただし、待ち時間を比較的に減らす具体的な時間はあります!
それは、予約した入場時間の約1時間後に会場に向かうことです。
9時に予約したなら、10時前…
10時に予約したなら11時前…
11時に予約したなら12時前…
といった感じですね。
10時の予約で10時に行ってしまうと、すでに長蛇の列が出来ているうえに
その時間から入場がスタートすることになります。
逆に1時間ほど経っていれば、長蛇の列はあらかた捌けているはずですので、待ち時間も比較的減るのです。
ここで注意してもらいたいのは、1時間以上経ってから会場につくのは逆効果ということ!
あくまで、次の時間の待機列が開放される前を狙っていくことが大切です!
ダッシュで先着列に並びたい、当日予約を取りたいという思いもあるかもしれませんが、
会期末の混雑具合ではそういった希望もなかなか通りづらくなります。
いかに負担を減らしながら楽しめるか…ということを考えるなら、約1時間遅れでの入場がおすすめです。
パビリオンの混雑具合は?
パビリオンについては、人気どころは整理券や事前予約が必須で、予約なしでは入れない場合もあります。
ただし、待ち時間が比較的短いパビリオンや、夕方以降になると行列が落ち着くところもあり、タイミングを工夫すれば楽しめます。
また、9月はまだ残暑が厳しい日も多く、並ぶ時間が長いと体力を消耗しがちです。
特に屋外で待機するエリアでは、日傘や水分補給が欠かせません。
混雑していても楽しめる!おすすめの回り方

万博はどうしても混雑しますが、回り方を工夫するだけで満足度は大きく変わります。
実際に訪れて感じた「おすすめの回り方」を紹介します。
① 朝イチか夕方が狙い目
午前中の早い時間は、人気パビリオンの整理券がまだ残っていることが多く、比較的スムーズに入場できます。
逆に夕方は混雑が落ち着き、待ち時間が短くなるパビリオンも出てくるので狙い目です。
これからチケットを買って、入場予約をするという方は、
すでに早い時間の入場枠が埋まっていて絶望すると思います…;;
しかし、前日ぐらいになると、徐々にキャンセルが出てくるのでよくチェックしてみてください!
思いがけず、1時間早い枠が取れた!なんてこともありえますよ!
② 人気パビリオンは1〜2つに絞る
すべてを回ろうとすると待ち時間だけで疲れてしまいます。
特に予約が必要なパビリオンは事前にチェックし、当日は「できれば入りたい1〜2つ」に集中するのがおすすめです。
「絶対に人気パビリオンに入りたい!」という願望は持たず、入れたらラッキー♪程度に考えておきましょう。
もしも、待ち時間が長いけど諦めきれない…と思うものがあったら、夕方に再訪するのも1つの手です。
夕方になると人が減ってきて、思ったより短い待ち時間で入れることもあります。
「朝イチで1つ」「日中は空いているところを回る」「夕方に再挑戦」という流れで、効率良く楽しむことができますよ。
③ 待ち時間が少ない穴場パビリオンを組み合わせる
混雑の合間には、比較的空いているパビリオンを回すと効率的です。
展示中心の館や小規模なブースは意外とすぐ入れることが多く、「並び疲れ」を防げます。
比較的空いている、並んでいても回転が早いと言われているパビリオン
- フランス
- サウジアラビア
- トルクメニスタン
- アラブ首長国連邦
- チェコ
- マルタ
- セルビア
- バルト館
- アルジェリア
- ネパール
- セネガル
- バーレーン など…
④ 食事はピーク時間を避ける
12時前後はフードエリアが非常に混み合うため、11時台の早めランチや15時前後の遅めランチにするとスムーズです。
混雑を避けられるうえに、人気グルメをゆっくり楽しめます。
また、並びながらテイクアウトフードを食べれば効率がよいですね。
⑤ 移動はアプリやマップで効率化
公式アプリや場内マップを活用して、リアルタイムで待ち時間を確認しながら動くと無駄がありません。
混雑エリアを避けつつ、自分の興味に合わせてルートを変えられるのも大きなメリットです。
9月に実際にまわったパビリオン体験談
せっかく万博に来たからには、やっぱりパビリオンを見たい!ということで、予約なしでも入れた館を中心にいくつか回ってきました。
以下は、2日間(1.5日)で私が実際に回ることができたパビリオンです。
トルクメニスタン館

トルクメニスタンは、中央アジア南西部に位置する旧ソ連構成国です。
ビザ取得手続きが複雑で、入国するには政府公認ツアーへの参加が必須ということから「謎の国」と言われています。
11:30ごろから並んで、20分ほどで入れました。
マルタ館

マルタは、イタリアのシチリア島の南に位置する島国です。
入るとまずスタッフさんの案内があり、クイズに正解した1名にキーホルダーがプレゼントされます!
こちらは正午過ぎから並んで20分ほどで入れました。
アラブ首長国連邦(UAE)館

アラブ首長国連邦はアラビア半島にある国で、7 つの首長国からなる連邦国家です。
14:30頃に訪れると、並ぶことなく入ることが出来ました。
ネパール

ネパールはインドとチベットの間に位置しており、寺院の他、エベレストがあるヒマラヤ山脈で知られる国です。
展示は仏教関連の像がメインでした。
こちらは18:20頃に、並ばずに入ることが出来ました。
バルト館

バルト館は、フィンランドの南に南北に並ぶ国、ラトビア、リトアニアが合同で出しているパビリオンです。
館内には森の香りが広がっており、癒やされます。
こちらは19:00頃に並ばずに入ることが出来ました。
アルジェリア

アルジェリア民主人民共和国は、アフリカ大陸最大の国土を持つ北アフリカの国です。
こちらは19:10頃に並ばずに入ることが出来ました。
コモンズ

コモンズはA~Fまでの6館があり、1つの大きな建物の中に小規模な国がたくさんあつまってそれぞれブースを展開しています。
ここで、スタンプを集めるのが大人気です。
公式のスタンプパスポートを購入するのも良いですし、自分のノートにスタンプを集めている人も多く見かけました。
未来の都市

「未来の都市」パビリオンは、「幸せの都市へ」をテーマに、AIが実用化した未来を体験できます。
予約無しで入れるのはほとんどが海外パビリオンで、企業パビリオンは予約が必要なところが多いですが、
「未来の都市」は予約なしでも入ることが出来ます。
ちなみに私は3日前からの空き枠予約で予約を取りました。
争奪戦になる空き枠予約も、「未来の都市」は比較的取りやすいです。
(メインの大屋根リングのエリアから、かなり離れているからだと思います…;;)
しかし、内容はとてもわかり易くおもしろかったので、満足度が高いパビリオンでした。
ドラえもんの世界が実現されていく様子を見ているかのような感覚でした!
マジックアワーは歩くだけでも楽しい!

ライトが灯り始める夕暮れ・マジックアワーは、万博内を歩いているだけで楽しい時間です。
大屋根リングも人でごった返しますが、見える景色は本当に圧巻です。
もちろん、リングに登らなくても、個性的なパビリオンの昼間とは一味違った姿は、とても美しく夢の世界を歩いているみたいな気持ちになりますよ!


まとめ
今回は、9月に予約なしで万博に行った体験をもとに、混雑回避のコツや効率的な回り方、実際に入れたパビリオンを紹介しました。
ポイントは、
- 人気パビリオンは朝イチか夕方に狙う
- 待ち時間が少ない穴場パビリオンを組み合わせる
- 食事はピークを避ける
この3つです。
これを意識すれば、予約なしでも十分楽しめることがわかりました。
9月10月の万博は混雑はあるものの、ちょっとした工夫で快適に楽しめます。
この記事を参考に、ぜひ自分のペースで万博を満喫してください!
他にも万博の体験談を書いているのでぜひ参考にしてみてください↓


